皆さん既にご存じの通り狭山ヶ丘ケアファーマーズは色々な方々に支えられて運営することができています。
共同事業者であるつばさカフェさんはNPO法人ところざわつばさの会様が運営する就労継続支援B型・生活介護事業所であり、障害のある方たちが飲食業を中心に一生懸命、そして楽しく働ける場として創られた障害福祉サービス事業所です。
今週の土曜日はその共同事業者であるつばさカフェさんの担当者様と一緒に畑で障がいのある方々にやっていただく畑の作業メニューの打ち合わせを行いました。
実は以前にもお願いして畑の作業を行っていただいたことがあったのですが、この畑の作業は就労継続支援B型・生活介護事業所であるつばさカフェさんの利用者さんの就業支援にもつながるということもあり、秋に入ったあたりで本格的に開始しようと計画していたのです。
畑のメニューに関しては比較的すぐに決まったものの、料金は農園参加者の方々に希望するお手伝いの内容を聞きながら、再度時間を作り決める方向にしました。
知らなかったのですがつばさカフェの担当者様曰く、利用者さんの平均的な月収は3～4万円だそうです。
元々障害のある方々がとても安い工賃でお仕事をされているのは知っていたのですが、健常者と障害のある方とでこんなにも差がことがわかり、驚きました。
ケアファームは高齢者や障害者、心身に問題を抱える全世代の方が住宅・医療・雇用・教育・交流を通じて生きがいを感じられるべき場所。
今後このような差が少しでも無くなり、心からケアファームに関わる全ての人々が安心して豊かな暮らしができる社会になって欲しいと願いつつ、自分にできることは微力かもしれませんが自分にできることはしっかりとやって皆さんの心の拠り所となる空間を提供できるように少しでも貢献できたらと思います。